水いらず、調理いらず、さらに皿いらず!「そのまま食べる」新しい防災食

2017.10.27

今回は、新防災食シリーズを発売された、横浜岡田屋様にお話をお伺いしました。これまでのどこか地味で無機質な災害食のイメージを覆す、新たな商品を開発されたそうです。

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防災用品の新しい形

――新防災食「HOZONHOZON BOSAI SERIES」は目を惹くパッケージデザインが印象的ですね。

このシリーズはSwimmyDesignLabとのコラボレーションによって生まれた防災用品の新しい形です。今までの防災用品では考えられなかった「明るく、楽しい商品デザイン」を横浜出身でもあるアートディレクター・吉水卓さんに担当していただきました。美味しさや便利さの追求といった保存食としての機能は十分に備えながらも、パッケージデザインにもこだわることにより、食欲がわいて明るく元気になってほしいという願いを込めています。災害時だけでなく、平常時でも美味しく楽しくお召し上がりいただけます。

――新防災食シリーズは「水いらず、調理いらず、さらに皿いらず!」だとお聞きしました。

防災食はカンパンに始まり、ビスケットやお湯を注いで食べるアルファ化米などへ進化してきました。しかし、ガスや電気・水道といったライフラインが寸断されることもある災害時には、お湯を沸かすのも一苦労ということもあり、徐々にそのまま食べられるレトルト食品へ移行してきています。また、被災地などではお皿やスプーンなども配布が大変だろうということで、自立するパッケージにし、スプーンも付けました。

――子供用に少量サイズも展開されているのですね。

はい。お子様用に通常サイズの半分の容量のシリーズも展開しています。また、加水や加熱が不要なレトルト食品なので、お子様の「お腹が減った!」「今すぐ食べたい!」にもすぐに対応できます。見た目の可愛さからも、お子様に喜んでいただけるのではないでしょうか。また、少量サイズという点では、あまりたくさんの量を食べることができないというご高齢の方にもおすすめです。

 

選べる楽しさ!40種類のバリエーション

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従来からのフリーズドライ米や保存水もHOZONHOZON BOSAI SERIESとしてパッケージを新しくした。

 

――かなり種類が豊富ですよね。実際に震災で被災した経験のあるメンバーからは、「これだけの中から選べるのは楽しい。味に関しては好みの問題もあるので、バリエーションが豊富なのはうれしい」という声もありました。

お子様用の少量サイズも含めると全部で40種類ございます。メインのごはんシリーズは、元々佃煮や総菜、めしの素、カレー等のレトルト食品の製造をしている会社が製造しており、うまみを感じるしっかりとした味付けながらも塩分は控え目になっています。

――商品を購入することで、寄付もできるそうですね。

HOZONHOZON BOSAI SERIESを購入いただくと、売り上げの一部を日本赤十字社に寄付する仕組みを採用しています。防災備蓄にこのシリーズ商品を採り入れていただくことで、自身の災害への備えだけでなく、日本赤十字社を通して今どこかで困っている方への支援も可能になります。

 

備蓄の際のポイント

――防災用品を専門に取り扱う横浜岡田屋商事事業部さんならではの、備蓄の際のアドバイスはありますか?

食品の備蓄の際に気を付けていただきたいのが、賞味期限です。食品といっても、今回のようなレトルト食品だけでなく、フリーズドライやアルファ化米、お菓子やお水といったいろいろな種類のものを組み合わせて備蓄するかと思います。その際に、この食品は3年間の賞味期限、この食品は5年というように賞味期限が統一されていないと、同じ時期に一斉にそろえた場合、賞味期限が切れる期間がまちまちになります。そうすると管理が煩雑になり大変ですよね。備蓄する食品に関しては賞味期限を全て年月まで揃えておくと、年に1度チェックや入れ替えをすればよくなります。また、今回のHOZONHOZON BOSAI SERIESのレトルト商品は、「そのままで美味しい」を基準にしていますが、こういった備蓄の入れ替えの時などは、温めていただくのもおススメです。そのままの時とはまた違う美味しさを感じていただけると思います。

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今回インタビューにお答えいただいた、

横浜岡田屋 商事事業部 第二外商グループ グループリーダー 中山 知昭 様。

後ろに映っているのは3日分の保存食と簡易トイレ、アルミブランケットなどがセットになったHOZON HOZON BOSAIバッグ。普段のファッションアイテムとしても使え、災害時でも動きやすいリュックになっています。

 

「災害へのソナエ」と難しく考えるのではなく、「可愛い」という基準でソナエを始めるのもいいかもしれませんね!

 

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