2024.05.31

林芳正内閣官房長官へ「国民の将来不安解消に向けた提言」を手交しました

5月30日(木)に林芳正内閣官房長官を訪問し、生団連 小川賢太郎会長より、かねてより国家財政の見える化委員会で議論を重ねてきた内容についての説明を行い、提言を手交しました。
林芳正内閣官房長官からは「単年度予算に縛られないよう、基金を設けている。複数年度予算にした方が無駄遣いはなくなる。近年では、MMT理論(※1)を提唱する国会議員もいるが、いくら借金をしても良いとは言えない。それを国民に示すため、独立財政機関の設置に向け、議連(※2)で議論を進めている。」との発言がありました。

国家財政の見える化委員会では、国民の将来不安につながる不透明な国家財政を「見える化」することにより、持続可能な成長に資する適正かつ戦略的な財政運営の実現を目指し、制度実現に向けた今後の政府の動きを注視するとともに、政府への働きかけを続けてまいります。

※1 現代貨幣理論(Modern Monetary Theory):自国通貨を発行する政府は、高インフレの懸念がない限り、財政赤字を心配する必要がない。
※2  独立財政推計機関を考える超党派議員の会

提言の内容については以下のリンクより、PDFファイルを参照ください。