2021.12.20

原発問題~『ファクト』集

2020年12月に発刊いたしました「原発問題~『ファクト』集」について、
この1年で大きな動きがございました処理水の海洋放出等最新の情報を追記、修正した改訂版を作成いたしました。

世界的に気候変動が問題となり急速に脱炭素に向けた動きが強まる中、原発の活用についての議論が活発に行われ
ています。わが国において、原発はエネルギー供給の面で高効率であり非常に有用とされてきましたが、2011 年の福島
第一原発事故で厳しい評価がなされ稼働率は激減しました。一方で、原発利用開始の 1963 年から現在に至るまで
発電に伴い排出され続けている高レベル放射性廃棄物の最終処分地は、未だ決定されていません。

原発問題について議論を行う上で、将来の世代のために最優先に議論すべきはこの高レベル放射性廃棄物処分の
問題であるにも関わらず、国内においては賛成反対の二分論に陥りがちであり必要な議論が一向に進んでおりません。こ
うした状況を憂慮し、生団連は必要な議論を行う上ではファクトの把握が必要不可欠であると考え本冊子を発刊いたし
ました。

生団連は現在の、そして未来の国民生活を守ることを第一に考え、原子力政策に対する賛否に関わらず、「全国民の
課題であるバックエンド問題」について、国民的議論を喚起すべくリーダーシップをもって取り組んでまいります。
わが国において原発と向き合っていくための議論の一助として、より多くの方に本資料をご活用いただけましたら幸いです。